皮膚がん
皮膚がんには色々な種類があります。
有名なのはメラノーマです。
正式名称は悪性黒色腫と言います。
一見すると「ほくろ」とそっくりなので「ほくろのがん」という言い方をされてる事もあります。
ほくろはガン(メラノーマ)になる?と思ってる人もあるようですが、
現在ではメラノーマは発生初期からメラノーマであり、「ほくろ」はメラノーマにはならないという意見が支持されています。
メラノーマはあらゆるガンの中でも最も悪性度が高く、早期から転移もするので、なるべく早期に診断、治療を行う必要があります。
見た目にそれとよく似た皮膚がんでボーエン病というのがあります。
これは初期の皮膚がんですので、手術で完治します。
シミと思って放置されている事もありますが、特徴は赤っぽい所と茶色っぽい所が混在します。
場合によってはまだらな茶色〜黒の事もあります。
シミやホクロと思っていてもガンの可能性もあるため、そのような病変がある場合は専門医を受診してください。
眼瞼下垂の術後経過
眼瞼下垂には2種類あります。
一つは眼瞼挙筋という「まぶたを上げる筋肉」の筋力低下によるもの。
もう一つは「まぶたの皮膚」の弛みが原因のもの。
眼瞼挙筋の筋力低下が原因の場合の手術経過です。
「手術前の状態です」
まぶたが下がっているため、眠そうな表情になります。
また、それを補うために、眉毛が上がり、おでこにシワが寄ってきます。
「術後の状態です」
手術にて眼瞼挙筋短縮術を行い、まぶたが開いたため、眉毛は逆に元の位置に
下がっています。
「術後の経過」
術後2日目で右が特に腫れている状態です。
目がねを装着すると、その腫れも目立ちません。
原因の一つにハードコンタクトレンズの長期装用があります。
目が開けづらい、頭痛がする、目を開けているとしんどい、
肩か゛こる、などの症状がある場合、眼瞼下垂の可能性があります。
手術は健康保険の適応となっております。
トップアスリートファイターの日焼け止め効果の実験結果
当院で使用している完全遮光のできる日焼け止め
「トップアスリートファイター」の遮光効果の実験を行いました。
実験は日焼け止め二種類を塗布し、2時間発汗の後シャワーで十分に洗い流し
紫外線を照射するテストを行いました。
使用した日焼け止めは
1:トップアスリートファイター(SPF50、PA++++)
2:X社ウオータープルーフ日焼け止め(SPF50、PA++++)
結果は・・・・・・
無照射部(A)を基準として、
無塗布部(B)は36%のメラニン色素の増加
X社ウオータープルーフの日焼け止め(D)は22%の増加を認めましたが、
トップアスリートファイター(C)はメラニン色素の増加は認められませんでした。
トップアスリートファイターは長時間の発汗、シャワーを行っても十分な遮光効果が維持されている事が証明されました。
その強力なウオータープルーフ、汗プルーフ効果によって発汗、プール等で
肌が濡れる可能性が高い児童や、日焼け止めの塗り直しが困難である
ファンデーションを使用する女性に対して遮光が重要であるレーザー治療後
に必須と考えられました。