2010-02-01から1ヶ月間の記事一覧

治療費について(低価格の治療にはご注意下さい)

自費診療というのは国は関与しておらず、各診療所にて色々な条件で算定されているため、同じになることはありません。同じ治療でも費用が異なるのは、スタッフの数、その治療にかかる時間、消耗品などにかかる費用なども反映されます。 手術の場合は技術料で…

梅毒

梅毒は梅毒トレポネーマという細菌による感染症です。現在年間に800人前後の発生が報告されており、毎年徐々に増加傾向にあるようです。年齢は10才台から40才台までが多く、30歳台にピークがあります。まず、感染してから約3週間の潜伏期間があり、その後…

がん治療と美容外科

ガンの手術療法はもちろん手術でガンを取り除くことですが、手術は取り除いて終わりではありません。 特に首から上のガン(頭頸部ガン)の場合は切除後に欠損部を埋める再建手術が必要です。たとえばアゴの骨にガンが出来た場合、切り取った直後は当然アゴは…

眼瞼下垂

まぶたが下垂した状態を眼瞼下垂といいます。 原因はまぶたを開ける筋肉(眼瞼挙筋、ミュラー筋)の機能不全です。生まれつきの場合や、大人になってから発生することもあります。ハードコンタクトレンズの長期装着が原因になることもあります。加齢とともに…

保湿剤

今の季節は肌荒れの患者さんがが多くいらっしゃいます。冬になると空気が乾燥しますし、暖房等でいっそう肌は乾いてきます。乾いた肌には保湿クリームで十分に潤いを与えてしっとりした状態をキープしておけば、肌のトラブルは発生しません。 しかし、アトピ…

形成外科とは

形成外科という診療科について具体的にどんな患者さんの治療をするのか、まだあまり知られていないと思います。いまはネットで調べると大体の情報は得られるようになっていますので、多少ご存じの方はあるかも知れません。まず形成外科には大きく5つの柱が…

好転反応

皮ふに発疹がでたり、じんましんが出たりして来院される方の中に「好転反応でこうなりました」と言われる方があります。 「好転反応」とはいったい何でしょうか? 医学用語では無いので私も詳しく知りませんでしたが、少し調べて見ました。 東洋医学的な考え…

麻酔クリーム

麻酔の方法には大きく分けると 1、局所麻酔2、伝達麻酔3、全身麻酔の3通りがあります。 局所麻酔では一般的には注射による麻酔です。手術をする部位にキシロカインという薬剤を注射します。注射はチクッとしますが、すぐに痛みがなくなります。注射後大…

新世代ヒアルロン酸:エセリス

シワの治療での注入療法(filler:フィラーといいます)は20年くらい前からコラーゲンに始まり、次いでヒアルロン酸が約10年くらい前に登場して以来色々と研究開発されてきました。 ヒアルロン酸はコラーゲンに比べてシワを持ち上げる力が強く、コラーゲンよ…

赤あざ(単純性血管腫)

単純性血管腫は皮ふに赤ワインをこぼしたような色のため、ポートワイン母斑とも呼ばれます。 生まれつきのアザで、イチゴ状血管腫と違って色も大きさもほとんど変化しません。皮ふには毛細血管がありますが、通常は表面から見えることはありません。ところが…

尋常性乾癬(じんじょうせいかんせん)

この病気は皮ふに赤い発疹がでる病気です。表面にはカサブタができて、ぽろぽろと剥がれおちます。どんな発疹かというと、 このように表面には「雲母状」と表現されるカサブタができます。かゆみを伴うので掻くと周辺の健康な皮ふにも発疹が広がってしまいま…

鼻の毛穴

女性にとって毛穴は特に気になる問題です。 化粧をしない状態だと光が反射するのであまり目立たないものでも、ファンデーションをすると凹みが影となるため、ひどく目立つものです。 治療は、いくつか方法はあるのですが、単独の治療で短期間で改善させるの…

爪のみずむし

水虫は白癬菌(はくせんきん)という真菌(カビ)の一種です。一般的には足の指の股にできますが、爪にも白癬菌は侵入することがあります。爪白癬になると色は黄色や黒ずんで来て、進行すると爪は厚くなります。 更に放置していると爪が無くなってきます。 …