多汗症の治療
多汗症の治療には、1:塗り薬、2:手術、3:内服、4:ボトックス注射、5:イオン導入法などがあります。
1:塗り薬は「手のひら」、「腋の下」、「足の裏」に限定されます。
2:手術は部位によって方法が異なります。
手のひら、足の裏は交感神経切断術という方法があります。副作用として代償性発汗が問題となる こともあります。これは大学病院でしかやっていない方法です。
腋の下はYAGレーザー照射という方法になります。
3:内服は部分的な多汗症だけでなく、全身の多汗症にも有効です。
4:ボトックス注射は「腋の下」、「手のひら」に有効ですが、3ヶ月前後で繰り返す必要があります。
5:イオン導入法とは水道水を浸した電極を手のひら(足の裏)に当てて電流を流す方法です。
それぞれ、利点欠点があるので、治療ご希望の場合は個別にご相談下さい。
ちなみに腋の「多汗症」と「わきが」は別物です。