水いぼ

「水いぼ」は伝染性軟属腫(でんせんせいなんぞくしゅ)ウイルスという病原菌が原因のイボの一種です。

小児にありふれた皮膚感染症です。


いずれ自然に消失するので、治療の必要はないとも言われます。

しかし、いつなくなるか分かりませんし、待っている間にどんどん増えてくることもあります。

保育園等では水いぼの治療をしないとプールに入れてもらえないようなので、やはり治療の必要はあると思われます。



治療はピンセットでイボの内部の芯(ウイルスの塊)をつまみ出すという方法が早くて確実です。

麻酔のテープを張って30〜40分待つとほとんど痛みなく治療できます。

塗り薬による治療もありますが、長期間かかり、ほとんど効果がないこともありますので、当院では使用しておりません。