クラミジア感染症(性病)

性病(性行為感染症)といわれる疾患には色々とありますが、現在一番問題になっているのはクラミジア感染症です。

男性にはに感染すると尿道炎、副睾丸炎(精巣上体炎)を起こします。

性行為で感染し、数週間から1ヶ月程度の潜伏期間があり、発症します。


クラミジアの場合の尿道炎の症状は軽度で、排尿時に軽い痛みやひりひり感、尿道のかゆみを感じることがあります。

尿道から透明の膿が分泌されますが、膿と自覚されない場合もあります。

また全くの無症状で経過していき、副睾丸炎になって初めて痛み、腫れで気がつくこともあります。

一番問題なのは、無症状であったり症状に乏しいため、パートナーに感染させてしまう可能性がある点です。

もし、クラミジアに感染したことが分かった場合はパートナーにも受診を勧めて、お互い治療を行う必要があります。

放置していると最悪不妊症の原因になることがあります。

治療は抗生物質です。最新の薬は1回内服するとほぼ100%近く治る薬があり、当院でも処方して全員完治しております。