ジェネリック医薬品

最近テレビでジェネリック医薬品のコマーシャルを見かけます。

薬は販売されるまでに製薬会社が色々な実験、様々なデータを元に開発し、治験を行いますので、費用も莫大にかかってきます。

発売から7年間は特許があって、他のメーカーは同じ成分の薬を作ることは出来ませんが、

特許期間が切れると、主成分を元に薬を作ることが許されています。

そうやって作られた薬がジェネリック医薬品です。

開発、治験に費用がかかりませんので、安く販売することが出来ます。

医療費を抑えるために、国は安い薬を推奨しています。それは悪い事ではありません。



ジェネリック医薬品は主成分は同じでも、添加物が異なっており、全く同じものではないのです。

作用はほぼ同じでも利きが悪かったりすることもあります。もちろん害はありませんが。

当院でもジェネリック医薬品も使っていますが、全てという訳ではありません。

ジェネリック医薬品でも良いものや今ひとつのものがあるので、そのあたりで使い分けをしております。