PRP療法

PRP療法とはPlatlet Rich Plasma(自己多血小板血漿)のことで、濃縮した血小板を皮ふに注入する治療法です。


血小板の働きは出血したときに破れた血管をふさぎ、止血するのが主な作用ですが、この血小板を皮ふに注射すると色々なサイトカインという物質を放出してコラーゲンを作らせる作用をします。


それで皮ふに張りがでて、小じわが解消するというものです。



まず、10〜20cc前後採血します。

その血液を遠心分離器にかけて赤血球と血小板、白血球に分離し、

その血小板に白血球を混ぜたものを皮膚に注射するというのもです。

術後の腫れは2日がピークで、約1週間で完全に引き治療前の状態に戻ります。

コラーゲンが作られるのは1ヶ月以上経過してからで、約3ヶ月で完成します。
程度によっては3ヶ月から6ヶ月後に再度注入を行います。

適応部位はまぶた周囲、口周りの小じわです。


この治療方法は最近よく言われる、再生医療の1つと位置づけられると考えられます。