フラクショナルレーザーの照射実験

現在当院でも全国に先駆けてマドンナリフト(レーザーによる上まぶたのタルミ治療)を行っているという事は以前のブログにも書きましたが、その施術に使用するイタリアDEKA社のフラクショナルレーザー「スマートサイドドット」の性能を調べるために現在東京の美容外科の先生と共同で実験、研究を行っています。

現在、フラクショナルレーザーという装置は色々なメーカーがいくつもの機械を製造販売しています。
主なものだけでも、5〜6台はあります。

同じフラクショナルレーザーでも各メーカーによっても性能が全くと言って良いくらい違いがあるようです。

そこで、数社の機械を同時に照射してその性能を比較しようという実験を開始しました。

まず、予備実験として手の甲に照射してみましたが、その違いは一目瞭然です。
結果も異なってくる訳です。


実験は実際に人のまぶたに照射し、皮膚の収縮率を検討するというもので、その結果は現在解析中ですが、近いうちにアメリカのレーザー学会で発表されることになっています。

皮膚の収縮を利用した「マドンナリフト」の効果を裏付ける重要な研究となります。