入れ墨治療(手術)

入れ墨を手術で取る場合は二つの方法があります。

まずは切り取って縫合する方法です。

皮膚が柔らかく、つまむ事ができる場合は切り取って縫うことができて、これが一番手っ取り早い方法です。

しかし、ある程度面積が広くなると縫合が困難になるので、その場合は皮膚移植をすることになります。


皮膚移植では移植するために他の部位(太ももとか、臀部など)に傷をつけてしまう、という欠点があります。


ただし、切除の深さが浅い場合は人工皮膚を貼り付けて皮膚の再生を図る方法をとることもあります。



また、皮膚移植を避ける方法として分割切除といって数回に分けて切り取る方法があります。

一度手術した後は皮膚は硬くなりますが、3ヶ月から半年すると伸びてきて柔らかくなってくるので、その時点で再度手術をするというのを繰り返します。

傷は小さくて済みますが、時間がかかるという点が上げられます。

いずれもベストという方法は無いのですが、それぞれの利点欠点を踏まえて選択することになります。