「囚われの時間」

先週からアイチケットを導入しました。

アイチケットとは診察の順番を取るシステムです。


銀行などにボタンを押すと番号札がでる機械が置いてありますが、
基本はそのシステムと同じです。

携帯電話やスマートホンを使って『院外から』も順番をとることができるというのが最大のウリです。

また、順番を取ってから院外に出ても、順番が近づいたらお知らせメールが届く機能もあります。


先日ある講演会で「患者さん満足度調査」についての話を聞く機会がありました。

患者さんの病院に対する不満の一番は待ち時間の長さでした。更にその内容はというと、どのくらいの時間待つのかが判らない、自分の順番が判らない(あと何人なのか?)などでした。
これを「囚われの時間」というそうです。


このアイチケットサービスはまさにこの2点が解消される画期的なシステムでした。


携帯電話やスマートホンを持っておられる方であれば簡単に下記サイトからアクセスしていただくと順番を取ることができます。

是非ご利用下さい。
http://paa.jp/t/217901/its010021p.php?h_act=show&hd_ssno=1155864504Fku.ap01



当院でも混雑すると2〜3時間待ちなんという状態もあります。なるべくお待たせしないようにしているつもりですが、診察、治療と丁寧に説明もさせていただいていますので、1人で診療するとどうしても時間の限界があります。

このシステムで待ち時間が減るというものではありませんが、待ち時間、待ち人数がわかるため、外出されて戻ってきていただいているようで、駐車場や待合室の混雑も減ってきました。そのため、受付に「後どれくらいか?」と聞いてこられる方がいなくなったようです。
まさに「囚われの時間」がなくなったのですね。

また、予約は従来通り別枠で診療しております。この場合は電話でお申し込みください。