学会

昨日皮膚科学会があり

「皮膚疾患治療の客観的評価について」という発表をしてきました。


皮ふ疾患の治療経過は目で見て、写真で評価を行います。

ただし、人間の目で見て微妙な変化はなかなか捉えにくいものですが、

当院で使用しているアンテラ3Dという装置を用いてその評価を行った、という内容でした。


また特別講演では川崎医科大学の青山教授による「発汗障害と皮膚疾患の病態と治療」という

講演が行われました。アトピー性皮膚炎などの炎症性皮膚疾患と発汗について、保湿剤との関係についてとても興味深い内容でした。

アトピー性皮膚炎では保湿剤は必須ですが、その理由を科学的に裏付ける研究でした。

ただし、どの保湿剤でも良い、という訳ではありませんでした。


こう言う内容は学会に参加しないと知ることはできません。


台風の接近を伴った休日でしたが、学会にて発表し、最新の情報をアップデートしてきました。


美容の治療もそういう皮膚科の基礎知識が不可欠なのです。